失敗の意味③
息子の話はこうでした。
息子たちのグループが連絡もなく戻ってこないということで、先生方は息子たちが取材に向かった商店にと現地に見に行ったりと方々に出ていたそうです。
そしてその間に自宅に帰った息子が、何もなかったかのように「戻りました」(ほかの先生が電話に出たらしい)という連絡をしてきたことに対して、、
なんだ?? となっていた先生方。(なのか、担任の先生だけなのかわからないけれども)そんな状態になったんだよ、ということを先生から聞いたとのことでした。
そうなんだ。。先生方もきっと、4人に何かあったら、、と大変な心の状態で探し回ったり問い合わせ対応したり、、の状況だったんですね。。。
でも、まさかそんな状態になっているとは知らないでいたから、後から知って、それも息子もショックだね。
これって、大げさに言うとよく家庭でも起こる、もどってきた子どもに「心配させやがってバカヤロー!」パチーン!のアレですね。
そんなことを思いながら、「もうあんまり話したくない」という心情の息子はそのまま2階に上がっていきました。
しかし先生から、「息子さんにもよく伝えてください」と聞こえた言葉をもう一度思い出すと、全部ひっくるめて、親である私に家でもちゃんと言ってくださいね!と、全く状況つかめないで電話に出てしまった私の様子にイラっとした先生からの言葉の様に聞こえてきてしまうのでした。
もちろん、それは私の無意識エンジンから来る、責められていると受け取りやすい、認識のクセがあるからではあるのです。
この自分自身の認識のクセを知らないと、思い込みの世界を展開して、敵味方を作ってしまいますね。
これは、先生の言葉の裏にどんな背景や思惑があったかということは実は本人に確認しなければわからないことなんですよね。
この心のモヤモヤを解消するには、あと少し時間がかかりそうです。
続く