「核爆弾」より恐ろしいモノ
日本人はよく平和ボケだといわれますが
自分自身を考えても当てはまるところがあるなあ、と思います。
日本は特に治安も守られているし
衣食住は一応足りているし
戦争などで家族がバラバラになることもない。
つらいことがあっても
悲しみや痛みを和らげる様々な癒し商品やエンターテインメントも開発されている。
ですが
日本以外のところでは相変わらず戦争やテロもあるし、外を安心して歩けない国も沢山ある。
ほんの一つボタンを押すだけで、人類滅亡の危機でもあるんですよね。
現実はどんどん人間が病んでいくような方向へ進んでいるという気がします。
認識技術の創始者Nohさんは、
「今ここの現実が、核爆弾を落とされるよりも悲惨な状態だと理解できないことが一番の問題」と言いました。
核爆弾自体、恐ろしい事件を起こす犯人自体が恐ろしいのではなくて、
もっと恐ろしいのは
それらを生み出してしまう人間の中に、
争いの根本原因が気づかれず野放しになっている事という意味かと考えました。
誰の中にも、そう私にもあなたにもその根本原因はあるんです。
それを何とかしない限り、世界に争いはなくならないし、本当の平和は来ないんです。