みーさんのブログ

心を自由に♡健康な心と体のメンテナンス

恨みや怒りを解決して幸せに暮らすために

過去に体験した悲しい苦しい出来事を思い出し、
当時の誰か(原因と思う人)に対する恨みや怒りが沸き上がり、
どうしようもなくなることはありませんか?

Sさんは30代後半の一児の母です。
5年前に旦那さんの転勤先であるイギリスから日本に戻ってきました。

昔からの友達やママ友にはつい最近まで、日本に帰ってきていることを伝えることができなかったそうです。


なぜなら、、


育児ノイローゼだったんです。子どものことや家庭のことも全然できなくなってしまって、、。

子どものことを可愛いと思えなくなってしまって、、。」


Sさんは当時鬱状態になってしまったそうです。
まだ赤ちゃんだったお子さんの泣き声が、だんだんと自分を責めてるように聞こえ、
赤ちゃんに愛情を感じることができず、育児も家のことも何も手が付けられない状態に。

幸い、旦那さんイギリスでの仕事が終わり、日本に帰ることになりましたが、
実はずっと母親に対するわだかまりがあったため、頼ることもできず、
仮住まいの地域のヘルパーさんの手を借りながら何とか、一番つらい時期は乗り越えたそうです。


「あれっ?と思ったのは、結婚して実家を離れた時からなんです。

中学生のころからアトピーに悩まされてきて、実家を離れたらすっかりアトピーが出なくなって、、。

きっと実家での母親との関係性に相当ストレスがあったから、いつも体調が悪かったんだなって」


Sさんは、実の母親から愛情をもって接してもらったという実感がないというのです。
母親はいつも忙しそうに縫い物をしていて、Sさんが話しかけたり、うるさくすると睨まれてきたそうです。


「いつも怒られないようにびくびくしながら過ごしてきた」
「いつ怒りだすのかわからないから、いつも安心できなかった」
「母親が兄弟や他人の悪口を一方的に言ってきて、それをいつも聞いていた」
「自分が何を考え、何を感じ、どうしたいのか、何にもわからなかった。」


それが、今の旦那さんと知り合い幸せで安心な家庭を持てたことで体調にも変化が起き、その時初めて今までの自分や実家での関係性を振り返ることになったというのです。


母親によって、いかに不安で孤独で惨めで、体の不調まで起こされてきたのか、と
そして、母親に愛された記憶がないから、自分自身も赤ちゃんに対して愛情が持てなかったんだ、と、
今まで感じないようにしてきた分も含めて、母親に対する怒りの感情が出てくるようになったそうです。

今ではお子さんも小学生になり、体調は落ち着き、精神状態も良くなりつつあるということですが、ふとした瞬間に、その場に自分の母親はいないのにも関わらず、誰かに叱られるという恐怖感が出てくることがあり、そんなトラウマを作った原因である母親に対する怒りやわだかまりは未だに解決できていないということでした。


Sさんのように、親子関係でトラウマをもつことはよくあります。
人間は0歳から10歳ぐらいまでに母親との関係性の中で、自分のアイデンティティーを強烈に決めつけてしまいます。

私は愛されない人間なんだ、攻められる人間なんだ、と強烈に思い込み決めつけると、どのような現象であっても結局は愛されていない、責められるという情報の受け取りをしてしまいます。

そしてその結果、原因となる相手に対しても恨みや怒りの対象として決めつけた存在として固定させてしまい、いつまでも恨みや怒りを収めることができないのです。

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