教育について~nTechを学んだ母が感じたこと~①
私の小学校時代の話からさせてください。
両親はとても忙しく、
母から「学校の宿題はしたの?」「明日の学校の準備はちゃんとした?」とか、
声をかけてもらった記憶がありません。
その結果小学校高学年の頃には、宿題をやって行かなかったり、忘れ物が多かったりして、たびたび先生から、「ダメな子」扱いを受け、傷つくこともありました。
自分が子どもを持ってそれを振り返った時に、
その当時の私は生活習慣がちゃんと出来ていなかったんだなーと思うことがありました。
当時の両親が忙しかったことは理解できているので、それを責めるわけではなく、
自分の子供には、そんなことで嫌な思いをすることなく、自然に苦にならないような形で習慣を持たせようと思いました。
私がしたことは、子供が学校から帰ってきたら
「手洗った?」からはじまり、一年生の頃は一緒に宿題をして、時間割もさせて、それから、「遊びに行っていいよ」と学校から帰った後の習慣づけでした。それさえやれば、自由にしていいんだよ、というものでした。
次男の時には、性格も違うので長男よりは声をかけなければやらないことがあったり、本人からの嫌々感を感じることもありましたが、長男を見てそうするものだと本人も思ったのか、気が付けば声掛けする必要もなく自分から宿題をやる子に育ってくれました。
け・れ・ど、
ちょうど三男が2歳のころ、私自身がとっても感動することがあり、
自分の人生を自分の意志で選択して生きるようになっていきました。
子供との接し方も自然と代わっていき
私が忙しいこともあって、三男が小学校に上がった時には、一年生からまさかの鍵っ子を経験させる状況もあり、
上の息子二人のようには声をかけることができず、宿題をする習慣をつけることができずに宿題できたりできなかったりすることが多くありました。
「あーあ、、」
とっても残念にも思っていたのですが、宿題を忘れていったとしても本人が全く気にしていない様子だったこともあり、
宿題忘れに対してもそんなに先生が細かく言ったりしない時代なのかな、などとも思っていました。
私がこれはやろう!とした、子ども達への生活習慣付けプロジェクトは、三男の時にはあまり機能せずにいましたが、数年後面白い結果になってました(笑)
つづく