責める人を作り出すのが大得意❓
先日、友人のお母さんと3人でお話をしている中で、ある共通の話題が出てきました。
旦那さんの行動に対して、ネガティブに受け取ってしまうツボが一緒だったんです。
例えば、
①冷蔵庫の賞味期限切れの食材を旦那さんが発見し、「捨てるよ」と言われた。
とか、
②自分がゆっくりしているところに、旦那さんが掃除を始めた。
とか、
③洗濯し終わったものを指さして「ここ汚れが落ちてない」
などなど。
この場面に遭遇した時に3人とも共通して、できてないと責められた、と認識している自分がいるということなんです。
瞬間的に相手から自分を守るために戦うモードが起動する3人。
次にとる行動が、怒り。
①「賞味期限たかがちょっと過ぎたぐらいで細かいんだよ!」(心の声)
②「掃除がちゃんと出来てないってこと??嫌味かよ」(心の声)
③「姑かよ」(心の声)
でも旦那さんにすれば、見たまま、感じたままに行動している、ということが殆どかもしれない。(確認は必要ですね)
これって本当に一番根幹にある「自分をどう思うのか」その無意識で思い込んでいるレベルの認識が必要なんです。
人間の脳はイメージを一度インプットしてしまうと、そこを手放すことは簡単ではありません。幼少時代にちょっと思ったことがそのままイメージとして残ってしまい無意識に同じ選択をし続けてしまうんです。
nTechではその無意識に気づく「無意識エンジンセッション」というものがありますが、かなりおススメなんです。無意識に気づくことが出来なければ、意識できる範囲を変化させるのは難しのです。。
私がまさに無意識で、思い込んだものは「私はいつも責められる人」なんだ
そういうものでした。
無意識にその自分を存在させるために、考えたり、感情を持ったり、言動をしたり、責められる自分を創るために責めてくる人を作り続けてしまうんですね。
そこに気付いたら、自分の心の上がったり下がったりの原因も自分で観察でき、ちょっとおかしいなと思ったら、行動を止めることも再開することも自分次第でできるようになるんです。もちろん仕組みを知っている人に一緒に手伝ってもらうとそのループから抜けるのも早いです。
責めてくる旦那さんが居るのではなく、自分が勝手に旦那さんが私を責めていると認識しているのですから、旦那さんもたまったもんではないですね。
旦那さん曰く、冷蔵庫の中身や洗濯者の残った汚れも、気づいていないかもと思って教えてあげただけ、掃除してくれたのも「気持ちいいから」ってそれだけだったというんです。
当たり前になってしまうほど無意識に思い込みをしていることに、一つ一つ気づくことができていったら、旦那さんはいつも責めているわけではなかったということが分かりました。
自分は責められるという思い込みを手放して出会えるようになったら、同じ現象を見たとしても、自分を守らなくて良くなるし、やってくれてありがとうの感謝の気持ちが出てくるんです。
今まで怒りが生まれていたのが、「ありがとう」の言葉が生まれてくるなんてすごいですよね。
お互いがお互いを知らず知らずに決めつけている、その連鎖を解いていったら世の中の無駄な争いは終わってしまうと思います。離婚率もグッと下がって来るかもしれません。
一人の変化が関係性の変化を創っていきます。その変化の動きが大きなうねりとなって無駄な争い、悲しい事件のない世界にしていきたいと思っています。