「良い妻になろう」の落とし穴
新婚のお友達からこんな相談をうけました。
彼女は赤ちゃんが欲しいのですが、ご主人に言えません。
なぜかというと、仕事も忙しそうだし、子供が苦手だ、と前に聞いた気がするし。
一方、ご主人の方は、彼女にあれが食べたい、これが食べたいと食事のメニューの要望が多く、「〇〇を買っておいて」と買い物を頼まれることも多いそうです。
自分に心を開いてくれている証拠だと思って、また尽くしてあげたいと思って彼女は喜んで聞いてあげていたそうです。
でも最近、ご主人の方はさらに遠慮がなくなってきて、要望を言うだけでなく、だんだんと家事を手伝ってくれなくなり、彼女に相当甘えている状態になってしまったそうです。
そんな旦那さんに対して彼女は、最初は尽くしてあげたいと思った相手だったのに、だんだん腹が立つようになってきてしまったと言っていました。
私は色々言いたいことがあっても我慢しているのに、夫はそんなこと知ろうともしないで要望ばかり言ってくる。なんだか好きでいられるか不安だ、とつぶやいていました。
これはいったい何が一番の問題なのでしょうか。
彼女は彼女なりの良い奥さんのイメージがあって、それに近づこうとしていたんですよね。
夫に尽くすのがいい妻。
美味しいご飯をつくってあげるのがいい妻。
夫の要望を笑顔で受けとめるのがいい妻。
あれこれ自分の要望は言わない、配慮できるのがいい妻。
この「いい妻」という固定観念の中にいると、その通りになれない時は自分を責めたり落ち込んでしまったりします。
そして、「いい妻」になりたいのにそれを簡単にさせない、むしろ邪魔をする相手(旦那さん)に怒りを感じたりもするのです。
自分の観念の中にいたら、本当の相手には出会えません。
自分の思い込みの中で思い込みの相手に出会っているだけなのです。
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思い込みのレベルもいろいろあって、今回の話のように個人的な思い込みもあれば、
人間が共通でもっている思い込みもあります。
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