危険回避は責任回避?
今週末は大型台風の影響で花火大会などのイベント中止が相次いでますね。
また、災害級の暑さとなった今年の夏。
地元のお祭りでも気になる出来事がありました。
あまりにも暑い今年の夏。熱中症対策でお神輿のコースが変更になったんです。
ニュースでも熱中症で救急搬送される方や、熱射病となり亡くなってしまう方のニュースが最近あって、「何かあってからでは遅い」と、対応をした結果ではありますが、
直前になって急にコースを変えるということは、それなりに苦渋の決断でもありました。
でも、こういう事って良くあることと思いませんか?
例えば昔、和歌山の方で地域のお祭りで振る舞うカレーの鍋に毒を入れた事件がありました。
その事件はとても衝撃的で、それまで行われていた、全国のイベントでの炊き出しが禁止となる事例がいくつもありました。
また、公園にある遊具で事故があったりすると、類似する遊具が様々な公園から撤去されて、何にもない公園になってしまったりと
危険を回避するという目的で、ただ、禁止する、取り除く、、以上終了、という感じなのです。
それだけでは、本当の問題解決にはならないのではないかなと思うのです。
責任回避で勝手に決められ、どんどん、どんどん、選択の余地がなくなり、
その分楽しさもなくなる。
納得いかない事があっても反論できない。
言われた事に従うしかない、意志なし、責任なしの人間社会になってしまいます。
そんな状態がこれからも続いていくとしたら、心が窮屈で不自由な生活になっていくと思いませんか。
そうではなくて、何か事件が起こったら、その根本原因を明確につかみ、
その根本原因を根こそぎ取る事が必要だと思います。
事件は現象でみたら結果でしかありません。
その結果に対処してるだけでは解決しないのです。
その根本原因を明確に知るにはnTechです。
全ての問題の根本原因は観点の問題です。
※観点の問題はこちら
http://blog.noh-jesu.com/entry/2016/12/11/025550
誰か任せで物事を対処療法で決めるのではなく、
観点の問題を知って自分の観点に責任をもって、
その観点からつくられるこの現実に皆が責任を持つことが必要です。
その時に解決するべき本当の問題がみえてくるし、
その問題を解決するためのアイディアが生み出されます。
選択、決定の自由ができるから、起こった事件を活かす事ができるのです。
誰もが自分の観点に責任を持ったら、社会は変わると思います。
まだまだ暑い夏休み。
楽しんでいきましょう!