歌を歌うように気持ちよく、人前で話せるようになる技術
あなたは音楽は好きですか?
歌を歌うことは好きですか?
人の前で歌うことはしないけれど、車を運転しながら好みの音楽を聴いていると鼻歌まじりでリズムをとってる、なんて人もいるんじゃないかと思います。
音楽好き、歌好きの人ってとても多いんだなーと感じる今日この頃。。
あるシンガーソングライターの方にお会いした時、自分を表現することが歌だった、とおっしゃってました。
自分が歌を歌った時、誰かに褒められたり感動されたりしたことで、うれしくなって、もっと歌いたい!自分を表現したい!そんな気持ちがどんどん膨らみ、そして、
歌を歌っている時、幸福感、解放感、満足感、達成感。
気が付いたら歌の世界に自然に入ってたそうです。
ものすごく、共感しました。
というのも、、、。
私が2歳の時には両親が共働きで保育園に行っていたのですが、保育園が終わった後も母のママ友の家に預けられていました。
当時の記憶はあまり鮮明ではないのですが、唯一はっきり覚えているのは
仕事が終わった両親が迎えに来てくれて、家族と一緒に自宅へと帰る車の中。
両親が迎えに来てくれた、という嬉しさ。幸福感。
預けられた家からやっと家に帰れる!という解放感。満足感。達成感。
極めつけは、車の中で「やっと歌を歌える!」↑全部の感情
「車の中で歌を歌う」は私にとって、幼少期に感じた↑上記感情のほか、
・不安(家族と離れて、保育園の後もよその家に預けられる)
・怒り(早く迎えに来てほしい。なんで家に帰れないの!?)
など、出せずにいたことを、やっと、出せる、という感情のアウトプットの手段になっていたようです。
といってもきっと家族は、ただ単に私が歌が好きだから歌ってるんだと思っていたことでしょう(笑)
本当は色んな感情を歌を歌う、という行為によって発散、発信していたようです。
子どもにとっては、自分の家や、母と居る時が一番の安心の場所です。
不安だったり、怒りだったりの感情を人見知りしたり、泣き出したりして、比較的すぐに出せるのが子どもですが、それでも、
自分が安心できる条件(自分の家だったり、母親が自分のそばにいるということだったり)が揃わなければ出すことができずにため込んでいくんですよね。
そう、感情を出す=アウトプットする、という行為は安心の心があって初めて、ストレートに気持ちよくできるんですね。
成長するにつれて、自分の安心の範囲が友だちだったり、近所のおじさん、おばさんだったりとだんだんと広がり安心の関係性を、家の外、家族以外とも築けるようになっていきます。自分の安心してアウトプットできる範囲を広げていくんですね。
その過程で、自分が発言したり発信したりしたことに対して、笑われたり、怒られたり、否定されたりというような、ショックが入ることがあります。そしてそのショックを受けた体験経験に無意識に条件反射して影響を受けるようになります。
これは脳のクセによるものです。→(脳の認識のクセについてはコチラ)
私の場合は、小学生のころに家の事情で学校を初めて遅刻してしまった時に、その理由を何といっていいのかわからず言えないまま、何も言わずに席に着こうとしていたところを担任の先生に指摘され、更に、「遅刻してすみません」といった言葉に対して、
「子どもが大人の言葉を使うんじゃない。すみませんじゃなく、ごめんなさいだろう」と、強い口調で言われたことを、叱られた・否定されたと受け取り、
クラス全員が見ている前で起こったその出来事に対するショックで、大勢の人の前で話すという条件が来ると不安の感情が、出るようになりました。
ここから、人前で話すことに恐怖や苦手感は始まったようです。
でもこれも面白いのですが、人前で話すことは恐怖があるのに、歌を歌うということに関してはそれほど恐怖が出ないんですね。
歌を歌う行為に対しては、ただ楽しいイメージを蓄積しているのに対して、言葉として何かを大勢の前で発信する、ということに対してはいつも不安や、伝えたいイメージで発信できない、というイメージを蓄積してきたようです。
これはその発信の場自体を、自分がどう認識しているのか、そしてその時の自分自身をどう認識しているのか、ということがとても大きいです。
その認識が変われば、いつでも気持ちよく歌を歌うようにアウトプットできる安心の心の状態をつくることができるのです。
それが認識技術 nTech によって可能になります。
→認識技術についてはコチラ
人前で発信することに、苦手意識、恐怖があった私ですが、苦手意識、恐怖が出るようになったその仕組みをnTechによって、まず理解納得したところから、新しい基準点を得て、今では人前でプレゼンするチャレンジしています。
人前で話すことが苦手な方、その苦手意識を解決して気持ちよく話せるようになりたい方は是非、まず出会ってみてくださいね。