9.11に思うこと
今日は9月11日です。
そう、あの 9.11。
2001年9月11日に、アメリカ合衆国内で同時多発的に発生した、アメリカ同時多発テロ事件。当時私は長男を5月に出産しその子育てまっ最中でした。
テレビからは悲惨な事故の様子が何度となく流れ、それは映画の1シーンを観ているのではないかと思うほど、私自身の現実からは全く想像のつかない世界でした。
標的とされたワールド・トレード・センタービルでは犠牲となった多くの方々がいたことがその後毎日ニュースで報じられ、その 犠牲の規模の大きさに衝撃を受けた記憶があります。
何の罪も落ち度もない関係のない人々が一瞬にして命を落としてしまうこと。こんなことを企てる人間が存在しているということに対しての衝撃、不安、絶望。
その当時は、ただただ、そんな恐ろしい事件に遭ってしまうということを運の良さ、悪さで心を整理することしかできませんでした。そんなショッキングなテロ事件の記憶があったとしても、遠いアメリカで起きたこととして、日がたつにつれ記憶から薄れていきました。
起こってしまった「結果」に対して思いを巡らすことはあっても、どうしてそんなテロ事件が起きたのか、そのに背景、「原因」にまで興味を持ってはいなかったんです。
あれから17年です。
長男も17歳。
世界中が突然のテロの恐怖に怯える事件もそれ以降も何度も起こってきています。
誰もが安心して自分の人生を幸せに生きられる世界はまだ実現していません。
戦争やテロは日本にいると、自分事に感じられないことが多いです。
でも、無関心でいることは、一方で何の罪もない人間が誰かが故意に引き起こした事件
を容認してしまっていることになると思います。
自分も関与しているんだ、関係者なんだ、と思ったら
もう二度と起こってほしくはない。
もう、声をあげませんか?
誰もが安心して自分の人生を、誰にも何事にも、その尊厳を脅かされない、
そんな平和を実現する、その行動を起こしませんか?
10月7日に平和をつくるイベントがあります。
https://www.sting-wl.com/nuclear-weapons.html
9.11のテロの後、アメリカ合衆国と有志連合が報復としてアフガニスタン紛争、イ
ラク戦争を行いました。その発端となったその日が、10月7日です。
戦争する意志がない国への先制攻撃がはじまり、さらに、その攻撃に対して全世界が沈
黙をしてしまった。つまり『先制攻撃を正当化し全世界が沈黙した』のです。
広島と長崎に2つの原爆を落とされた経験をもつ日本は、どこの国よりも戦争をしない
決断をしている国です。沈黙することは本当の解決にはなりません。
日本から、長い沈黙を破って本当の平和をつくる、
もう二度と戦争を起こさせない、
その、愛の爆弾を作っていきましょう!