新元号『令和』について⑤
今日は平成最後の一日なので、いろいろなことに思いをはせています。
私はテレビの録画で観ましたが、朝から平成天皇の退位に向けての式典があったようです。
昭和から平成に変わる時・・・私は短大の2年生でした。
就職活動が終わり、あとは残りの授業を消化するだけの時期でした。
記憶にあるのは、前の年には昭和天皇が体調を崩されているという報道でした。
夜間には危篤状態になったとのことで当時入院されていた病院の映像がずっと流されたこともありました。それで段々と私にも次の時代が近づいているということを感じていったと思います。その時は日本中が厳粛な独特の雰囲気であったことを思い出します。
それに対して今回の生前退位では、前天皇が生きている状態で、後継者を見守ることができるという、国民であれば親子が当たり前にできたことが初めて皇室でおこなわれることもあるけれど、本当に新しい時代が始まることを、喜んでいい、お祝いできる心になれるのがとてもいいと思いました。
天皇が生きている､という『存在』を基準にして元号をかえてきた時代が長かったけれど、これからはその存在ではなく、生きているも死んでいるも関係なく自由自在に規定できる心の時代、それが令和の時代、ｎTechの時代が物語っているように感じます。
